先日、ノリタケの
子ども食器を
お食い初めのお祝いにお買い上げいただいたお客様より
ノリタケの子ども食器でお食い初めをするとき
どのお皿に何をのせれば、いいのですか?と質問をお受けしました。
しかし、勉強不足で・・・
すぐにお答えすることができませんでした。

すみません
そもそも・・お食い初めとは
お食い初めは歯が生え始める100日頃に
「一生、食べ物に困らないように」と願いをこめて
食事の真似をさせる儀式のことです。
この儀式は平安時代より続いているようです。
伝統がありますね。
お食い初めの呼び方はいろいろあって・・
「真魚始め(まなはじめ)」
「箸揃え」
「箸始め」
「百日の祝い(ももかのいわい)」
「歯がため」
お食い初めの献立は??
一汁三菜の祝い膳が基本です。
①尾頭付きのお魚(焼き魚)・・鯛(ところによっては伊勢えび)
②お赤飯・・秋なら栗ごはん
③おすまし(お吸い物)・・鯛やはまぐり、春は筍、秋は松茸
④煮物・・しいたけ、にんじん、れんこんなど季節の野菜
⑤香の物・・酢の物(紅白なます)またはお漬物
◆お食い初めの献立の意味がありそうですね◆
【鯛】
鯛は「めでたい」という語呂合わせからと思われがちですが
赤い色が縁起がいいところが起源のようです。
七福神の恵比寿様も縁起良さそうに鯛を抱えてますよね。
【お赤飯】
古代、赤い色には邪気を祓う力があるとされてました。
赤米を蒸したものを神に供える風習があり、
そのお下がりとして人も赤米を食べていた?ようです。
(そういえば古代米として、今でも時々赤米が売っていますね。)
白米が主流となった今でも赤いご飯を食べる風習だけが残り
小豆などで赤く色を付けるようになったようです。
白いご飯を赤く見せているので上に胡麻をのせ、ごまかしているとか??
(それはホントかウソかはわかりませんが、また詳しく調べてみますね)
幼い頃からお祝い事やお祭りの際にお赤飯を食べてましたが
調べてみるといろいろと意味がありそうですね。
【はまぐりのお吸い物】
「将来良き伴侶と巡り会えますように!!」
ひな祭りの祝いの膳にも登場しますが
はまぐりは「貝合わせ」という遊びにも用いられますが
対になっているもの以外はぴったり合わないので
ぴったり合う(良縁)に恵まれるという願いを込めて・・・
【お煮しめ】
「家族が仲良く「和」していけますように!!」
いろんな具材がひとつになって・・・
【紅白なます】
紅白は日本では伝統的にお祝いごとに用いられる色
紅白は「ハレ」の意味し、紅白幕や紅白まんじゅう、水引などに代表されます。
紅はめでたさと慶び
白は神聖
本来なら漆器の高杯の御膳でお食い初めの儀式をするところですが・・・
お食い初めだけに購入するのはもったいないという方も
多いのでノリタケの子ども食器でお食い初めをしてくださる方も多いです。
「ノリタケのベビー食器なら普段から使えるので」と
温かいお言葉を頂戴しております。
本当にありがたいです。
【ノリタケ子ども食器取り扱い店】
ノリタケショップ陶仙
神奈川県相模原市中央区横山2-16-4
042-758-8585
http://www.noritakeshop.jp/